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  • 2013.02.02
  • Written by 4tama

日記 (2月1日)

月曜日ごろから、何かメールサーバー界でトラブルがあったのではと疑うぐらい迷惑メールが来続けた。たぶん1日に20〜30通は来たんじゃないかな。
普段はまったくメールが来ないクチだから序盤はiPhoneがピロリンと鳴るたびに心躍ったものだけど、慣れとは恐ろしいもので「チッ、また迷惑メールか」とすぐに耐性がついた。

しかし実は、今週は友だちからとびきりの果報が届く予定なのであった。たぶんメールで。となると着信音は迷惑メールも果報メールも同じである。ピロリンという音だ。だから「チッ」なんて気持ちでスリープ状態を解除しようものなら、バチが当たる。
そう思い、月曜日の夕方には「どんなピロリンでもとびきり幸せな気持ちで開けよう」と心に決めた。

そうすると不思議なものである。どんな迷惑メールも許せてしまうのだ。「完全無料で配信停止」「給与を振り込みたい」「LINEを無料で解約できます」など堅めのものから、「今すぐSEXしたいよー」「ご近所だね、会おうよ」「助けてください、娘が初潮を向かえ(←誤字)どうしていいか分からないのです」まで。バラエティーに富んでてすごい。今度はどんなテで来るかなと、逆にピロリンと鳴るたびに妙な楽しみがあった。

しかしたぶんソフトバンクかな、フィルターを掛けたのだろう。金曜日の朝にはパッタリと来なくなってしまった。また鳴らない静かな携帯に逆戻り。となると逆に不思議なもので、それはそれで寂しいのである。ピロリンが来たと空耳して、思わず携帯を見てしまうこともあったほどだった。
が、ようやく夕方になってピロリン。「おおー!やっと来たか。待ったよ待ったよ。さてさて」と開けてみたところ、、、それは本当に読みたかった友だちからのメールだったのである。「無事生まれました」と。なんと幸せな気持ちでメールを開き、読めたことか。ああ神よ、本当にありがとう、そんな1週間だったのでした。

  • 2013.01.23
  • Written by 4tama

日記 (1月22日)

すごく暖かかったから仕事から帰って久しぶりにジョギングしてみたら、膝の痛みが消えていた。うれしくて、うれしくて、跳ね上がりたい気分になった。近所の川面に月の光が映ってて、不気味だけどすごくきれいだった。
きょうは何かとイイことが多かったような気がする。少し暖かいだけでこれだけアガるんだから、ほんとに春が待ち遠しい。

  • 2013.01.19
  • Written by 4tama

日記 (1月18日)

今日は「いよいよマジな冬が来てしまった」という寒さだった。タイツも腹巻きも通用しない、本当の冬。これから1カ月ほど、1年でもっともテンションが上がらない時季がやってくる。もう嫌だ。何もしたくない。
とはいいつつも140文字では書き切れないことがあったので。

去年の秋ごろからよく「レコードが売れている」というニュースに触れるようになってきた。今日も。おおむねレコードの音質やジャケット、コレクター魂などの愛着が魅力として語られているようだけど、どの記事も欠落している視点があってムカついている。

ぼくがレコードを好きな理由は、物理的な楽しさだ。
針を落とし、曲が始まるのを固唾を飲んで見守り、聴き、針を戻す。この一連の楽しさ!高貴さ!アホらしさ!
もっと便利で、手軽で、安価な方法なんていくらでもあるのに、やっぱ目の前で回るワクワクが好きなのだ。
こういう記事では、「レコードはね、目の前で回るんですよ」(30代会社員男性)って類いのコメントも載せてほしいな。



スウェードが新譜出すそうですよ。

  • 2013.01.16
  • Written by 4tama

日記 (1月15日)

歯医者に行ってきた。奥歯が割れてしまった。これで2度目。強い力での歯ぎしりが原因なんだけど、数日前から鈍痛が無視できないレベルになっていた。
真っ二つに割れ、歯の中の神経が露出するための激痛。これには波がある。きょうなどは朝、痛むために「何時でもいいから今日中に診てくださいっ(泣」と電話したのに、昼前までにコロっと消えていた。

しかし予約したものはしょうがない。最初に助手さんに症状を伝えるとき、まるで今、激痛に襲われているようにあれこれと細かく窮状を訴える自分が何か情けなくて、面白かった。
きょうは簡単な処置だけで、本格的な治療は次回から。しかしたいへん繁盛してる歯医者だから予約が取れず、次は何と2月下旬。殺す気か。


  • 2013.01.15
  • Written by 4tama

日記 (1月14日)

京都に行ってきた。JR京都駅の鉄骨とか、バス会社のおねえさんの親切さとか、色の消えた庭園とか、人でごったがえす商店街とか、細い路地の趣とか、廃校のたたずまいとか、そういうのが印象に残っている。やはり知らない土地に初めて行くのはいちいち心躍るものであるなあ、と思う。電車のつり革ですら初めて見る色で、新鮮だった。

京都に行こうと思ったきっかけは、片想いのライブを観たかったからである。

ライブは内容もさることながら、バンドより客、要するに京都・関西のノリのスゴさに圧倒された。バンドと客、双方の熱量が高く、ものすごい「場」だったと思う。
これは関西特有なのかなあ、と感じた。これまで東海地方の外で音楽を聴いた経験がないワケではないんだけど、この日は熱量の違いを最も強く感じて、新鮮だった。
その土地土地にはそれぞれの空気があり、それぞれ似て非なる文化が育まれていく。遠い外国の音楽すら聴ける時代ではあるけど、その音楽が鳴る空気はやはり行かなければ吸えないのだなあ、と再認識した。当たり前なんだけど。そして、ぼくは知らず知らず、東海地方の空気に慣れていたんだなあと気付かされた。たまには外に出るの、いいね。

あと、ずいぶん人ごみを歩いたけど、風邪などをもらうことなく帰ってこれてよかった。



もう90年代の空気を吸うことは誰にもできないんですよねー

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