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- 2012.02.29
Written by Tsuyoshi Otsu
アートへの皮肉とストリートアートのやり方
バンクシーが監督をしたドキュメンタリー(?)映画、「Exit Through The Gift Shop」を観ました。
もともと、グラフィティーアーティスト達の映像をカメラで撮りためていたビデオオタクがバンクシーと知り合い、彼の勧めでストリートアートを始め、素人なのに大成功しちゃいます。
「こんなアートの世界ってどうよ?みんなが良いって言えばいいのか?お前はちゃんと自分の頭で考えて判断しろよ。」という、バンクシーからのメッセージが込められた映画と最初は思いましたが、今はバンクシーの自作自演じゃないかと思うようになりました。大成功した素人ことMr.BrainWashは、反社会的なメッセージが込められる作品が多いバンクシーとは別の名義で、より社会とコミットする時の名前、もしくはプロジェクトな気がしています。なので、ドキュメンタリー(?)映画としました。
そういうメッセージ的要素以外にも、ストリートアートのやり方を知れるのも面白かったです。「キンコーズで印刷してたんだー」とか「高い所へ登ってデッキブラシを使って、やっぱ危ない橋も渡ってたのかー」とか、個人的にはバンクシーのデザインよりも好きなシェパード・フェアリーの「OBEY」作品の描き方が観れて興奮しました。
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