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  • 2013.03.03
  • Written by Tsuyoshi Otsu

存分に楽しませてもらいました

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タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ」を観てきました。
随所にタランティーノ節が潜んでて、例えば、ただビールを注ぐシーンを繰り返したり、そこから撃ったらその方向へは飛んでいかないでしょ?なわざとらしさだったり、毎度お馴染みな長めの会話シーンだったり、あとは銃撃戦やダイナマイトでドカーンなB級アクション感。それに加え、西部劇のオマージュを使ったお得意のサンプリング映画感だったり(西部劇は詳しくないのでこれに関しては想像)。
これは一緒に行った4tamaの意見ですが、「序盤の農場主に手配所を見せるシーンはせっかく内容がこちらに見えないようにしてるんだから『満足か?』じゃなくて『ハッピーか?』て聞いてくれたら最高だった(パルプフィクションのね)」はとても良い意見だと思いました。これだったらさらにシビれたな。
最後に、ディカプリオ。怪演っぷりが最高でしたが、特に書斎から出てきて頭蓋骨片手に話しだすシーンが素晴らしい!そこでの極度の緊張感にやられました。
前半は助演男優賞のヴァルツが、後半はディカプリオの存在感が光る映画でした。オススメです!

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