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  • 2012.10.31
  • Written by Tsuyoshi Otsu

映画 drive

drive

音楽や映像がとにかくカッコいい。オープニングでかかる「Nightcall」や、劇中歌の「A real hero」は映画の雰囲気と完全にシンクロして、めちゃくちゃしびれました。他にも、主人公が車を走らせてる時を横から撮って、街の光がキラキラと瞬いてるシーンや、滅茶苦茶なスピードで振り切る逃走方法ではなく、知的で巧みな運転技術を使って逃走するというのにも心を掴まれました。

舞台はロサンゼルスですがあえて都市部や派手なものは映さず、古き良き時代の映画を意識した映像作りをしているのではと感じ、映像と音楽のはまりっぷりからか、サタデーナイトフィーバーを観ている時と同じ気分になりました。

Drive (Original Motion Picture Soundtrack)

  • 2012.09.20
  • Written by 4tama

秋です。 (Dirty Projectors – Hi Custodian)

お久しぶりです。いろんな音楽がぐっと心に刺さる季節になりました。
以下はダーティープロジェクターズの新譜の短編映画です。
9月7日に1日限定で公開された、というやつのダイジェスト動画、なのかな。
『Gun has no trigger』のコーラスパートだけを聴けたりするのでよかったです。
新譜『Swing Lo Magellan』、聴きすぎて前作より好きになっちゃいました。秋だし。

 

  • 2012.08.20
  • Written by Tsuyoshi Otsu

楽しみにしていた映画「おおかみこどもの雨と雪」

おおかみこども

公開から日にちが経ってしまいましたが、ずーっと観たかった「おおかみこどもの雨と雪」を鑑賞してきました。

直後に「面白かった!」と素直に思いましたが、「どこが良かったんだろう??」と理論立てて面白さを説明することができませんでした。ですが、お話をファンタジーとして受け入れることで、素直に心へ響く作品なんだなぁと、少し時間が経ってから気付くことができました。「おおかみこどもの雨と雪」はおとぎ話なんですね。

あと、今回も声優陣が良いですね。個人的には小さい頃の雪を担当した方(駄々をこねて、うなり声になっていくセリフとか可愛らし過ぎました。まだ、若い方なのに!)が特にすごいと思いました!

  • 2012.04.11
  • Written by Tsuyoshi Otsu

コンセプトでしっかり繋がった音楽とアニメーション

前回の投稿に続くメディア芸術祭つながり。民謡+テクノの融合と、独特な世界観で展開されるアニメーションの調和が素晴らしいほどにシンクロしている作品だと思いました。

ちなみに「ひえつき節」は宮崎県に伝わる民謡だそうです。そういう昔からあるものを今の時代の音楽にあてはめて、ここまで昇華させる行為は本当にすごい。アニメーションから、ノスタルジックさを感じつつも今まで見たことがないような印象を受けるのも、ちゃんと狙ってこの音楽に合わせて作ってる感じがあって、やっぱりすごいなと。

  • 2012.02.29
  • Written by Tsuyoshi Otsu

アートへの皮肉とストリートアートのやり方

Exit Through The Gift Shop

バンクシーが監督をしたドキュメンタリー(?)映画、「Exit Through The Gift Shop」を観ました。

もともと、グラフィティーアーティスト達の映像をカメラで撮りためていたビデオオタクがバンクシーと知り合い、彼の勧めでストリートアートを始め、素人なのに大成功しちゃいます。

「こんなアートの世界ってどうよ?みんなが良いって言えばいいのか?お前はちゃんと自分の頭で考えて判断しろよ。」という、バンクシーからのメッセージが込められた映画と最初は思いましたが、今はバンクシーの自作自演じゃないかと思うようになりました。大成功した素人ことMr.BrainWashは、反社会的なメッセージが込められる作品が多いバンクシーとは別の名義で、より社会とコミットする時の名前、もしくはプロジェクトな気がしています。なので、ドキュメンタリー(?)映画としました。

そういうメッセージ的要素以外にも、ストリートアートのやり方を知れるのも面白かったです。「キンコーズで印刷してたんだー」とか「高い所へ登ってデッキブラシを使って、やっぱ危ない橋も渡ってたのかー」とか、個人的にはバンクシーのデザインよりも好きなシェパード・フェアリーの「OBEY」作品の描き方が観れて興奮しました。

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