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  • 2013.03.29
  • Written by 4tama

日記 (3月28日)

忙しい時期ってのは身の回りで大小さまざまなことが起こって、そりゃあいちいち色んなことを感じたりしてるんだけど、帰ってきてさあ日記でも書くかとなっても筆が進まない。
逆に、何事も起こらずあまり忙しくないと心身に余裕みたいなのができて、感じたことを書き留めておきたくもなる。
じゃあ日記ってのは何を書くべきかなあなんてことを思ったり。

さらに。感じたことってのは心(とか脳)の中にあるもので、文字にした段階で、その文字面は既に「感じたこと」ではない。「感じたこと、について書かれていること」になってしまう。
さらに「感じたこと、について書かれていること」を形容詞で脚色しようものなら、それはもはや「感じたこと、について書かれていること、を後から飾ったもの」で、虚構もはなはだしいってことになってしまう、のかなあとか。

で、きょう、夜の10時ごろに車を運転してて、大きな郵便局の横を通り過ぎたときに閃いた。日記てのは未来の自分に向けた手紙みたいなスタンスで書けばいいのかも、と。
感じたことを書くのではなく、感じたことを未来の自分に伝えるために書く。ああこれだ。これこそここ数日の脳内会議の結論だ。
さらに。感じたことをただ書き落とすのは嘘だけど、感じたことを手紙で伝えるためには文字がいるから、書かれたことは嘘から遠ざかる。
そうだ!自分への手紙ってスタンスの日記は、感じたことを書いていた過去の自分を、嘘から遠ざけるための記録だ。だ!

、、、てことで。ぼくは昔から忙しいときほど何でもないことを小難しく考える性質あるみたいで。困ったもんです。


※ James Holdenが新譜だすみたいです。これは期待。

  • 2013.03.21
  • Written by 4tama

屈折系ポップ。 (HEARSAYS – A LITTLE BIRD TOLD ME)

hearsays

最近ブログばっかりでレビュー書いてないなー、ってことでとびきりのをひとつ。
福岡の新鋭レーベルDead Funny Recordsから、男女4人組バンドHEARSAYSの1st(と思われる)カセットテープ作品。
陰鬱っぷりとポップネスのバランスがすばらしくて、こんな味を日本のバンドが1stからいきなり出せるものなのか、要するに本当にこれは1stなのかと疑わしくて調べてみたけど、、、いや本当に1stとのこと。

とにかく、全体的にやや屈折してる。「屈折してる」じゃなくて、「やや屈折してる」んですね。(90年代を知る34歳のぼくには)分かるよ、うんうん、って感じ。
リフの重ね方とか構成、そしてローファイな音は90年代US西海岸のそれで、完全に抜け切ってない上モノのポップさも絶妙な屈折っぷり。は〜、すばらしい!
この春のヘビロテ入り1番乗りです。

  • 2013.03.17
  • Written by 4tama

日記 (3月16日)

あんなに春を待ち焦がれていたはずなのに、いざ来ると思ったより気持ちはドライで、「ふむ。春だ春だ」みたいな感じ。こんなんだっけ。社内異動の内示が出たり、辞令が出たり、その他の仕事も忙しかったからかな。
何枚か届いた新譜もぜんぜん熟聴できてないもんだから、地味にストレスになってる。さらに引っ越しに伴う荷造りのことを思うと、憂鬱極まりない。さっきLP600枚分、CD1000枚分の段ボールをポチッた。足りるだろうか。

今週は、仕事でお世話になった人が定年退職するので、送別会を催した。ぼくは幹事で、相手はとても目上の人。奥様も一緒に来てもらった。思い出ばなしにも花が咲き、20人ちょっとの酒宴はにぎやかに終了。盛り上がってよかった。
一足先に夫婦が店を出たので、ぼく1人が外までお見送り。2人は気付かなかっただろうけど、夜の帳に消える2人の背中をぼーっと見ていたら、1ブロックほど離れたところでやっと何やら言葉を交わしていた。「楽しかったな」「そうね」、なーんて会話だろうか。
約40年間にもおよぶ仕事史の終わりを想う。2人の歴史を想う。そして、少しだけ言葉を交わすその雰囲気を想うと、酒が入っていたからか分からないけど、すごくセンチメンタルに。2人とも再婚同士らしいけど、そこがまたグッときた。

  • 2013.03.12
  • Written by 4tama

日記 (3月9〜10日)

友だちと東京に行って会田展を観たり、鎌倉とか江ノ島観光をしてきた。楽しかった!
会田展の感想はもう書き尽くせないほどの色々なすばらしさがあったし割愛。心の中に閉まっておいて、思い出しては何度も味わっていこうと思う。

まあ観光もそりゃあ楽しくて、一瞬「あれ?おれ観光好きかも」と錯覚するほどだったけど、
やっぱよく考えると楽しいのは道中でする友だちとの語らいだったりするから、本質的にはお喋りがナンバーワンだなあ。
だって例えば、江ノ島だと島の上の方のあった(と思われる)展望台的なとこなんか行かず島の入口をウロウロしてただけだし、
鎌倉だと鶴岡八幡宮など見向きもせずランチ食べて鳩サブレ本店の外観をチラ見したぐらいだし、
長谷だと大仏様の周囲をぐるっと歩いたぐらいで、よく思い返すと鎌倉観光というより鎌倉を散歩しながらお喋りしてただけなんだよなー。
やっぱお喋り最高だわーと思った1泊2日でした。


※ surgeonがミックス出してました。

  • 2013.03.06
  • Written by 4tama

日記 (3月6日)

一昨日の夕方から風邪をひいてしまい、もう心身ともにボロボロ。今回も喉からきました。
熱がある(と思う)んだけど、ふわふわして、思考力も落ちて、モチベーションも下がり、、、はぁはぁ言いながら仕事してる。

しかしこの時季マスクをしてると、よく「花粉症ですか?」とか聞かれるのが面白い。頭がボーっとしてて色々とどうでもよくなってるからかもしれないけど、適当に「そうだよ」とか「いや、風邪だよ」とか「いや、予防に」とかいろいろ答えてみては、面白がってしまった。

あと、きのうの夜は家で食べるものが本格的になくて、けっこう本気で「どうしよう」って途方に暮れたのも面白かった。日常を生きていて途方に暮れる経験ってのはなかなかないものだろうけど、少し健康が揺らぐだけで簡単に途方に暮れれてしまう。弱さだなあ。

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