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- 2011.08.30
Written by Tsuyoshi Otsu
冷たい熱帯魚
公開時から『「愛のむきだし」の園子温監督、最高傑作!』などと話題だったので観に行きたかったのですが、上映館が限られていてなかなか難しく、レンタル開始を待ってようやく観ることができました。
グロテスクな描写も多く目を背けたくなるシーンもあったのですが、主人公の社本を事件に巻き込んで行く村田役のでんでんの演技がすごくて(怪演!!)ずっと興奮しっぱなしでした。行動も言うことも無茶苦茶(ボデーを透明にする、とか)なんですが、ときどき発せられる信念を持った言葉に力があって、そこが一番背筋が凍りつつも心に残るような、叱咤されてる気分にさえなりました。
キンチョールのスプレーを使って雑にろうそくに火をつけたり、ひと仕事終えてからコーヒー飲んだり、商談がうまくいかないときの村田の目の動き方とか、いろいろ凝ったシーンや演出がたくさんあって、もう一度みたくなる映画でした。
- 2011.08.29
Written by 4tama
不協和音が気持ちい。 (Sonic Youth – SIMON WERNER A DISPARU)
Sonic Youthによるフランス映画「SIMON WERNER A DISPARU」のサントラ。サントラにありがちな短い曲は少なくて、しっかりと「歌なしソニックユース」の世界に浸ることができました。米題は「Lights Out」っていうのかな、とにかく名盤だと思います。
最近はこんなんばっかりで、テクノ聴いてません。だって秋だし、もの悲しい不協和音が気持ちい季節でしょ。
・LP同封のコードでダウンロードできる13分以上もあるボーナストラック『Theme d’Alice』へのYouTubeリンクはこちら。
- 2011.08.28
Written by 4tama
同業者萌えバンド。 (Sonic Youth – Hits are for Squares)
スタバが企画した、ミュージシャン選曲によるSonic Youthのコンピ。16曲入り。2008年リリースだけど、アマゾンでも買えるようになりました。Radioheadが『Kool Thing』、ガス・ヴァン・サント監督が『Tom Violence』を選んでたり、誰も『Death Valley’69』を選んでなかったりするとこなどが興味深かったです。同業者(ミュージシャン)たちはどの曲を好きか、てのがおもしろいでしょ。
- 2011.08.19
Written by Tsuyoshi Otsu
straightline bookmark様に掲載していただきました
straightline bookmark様にCHECK IT OR GOを掲載していただきました。
straightline bookmarkといえばweb業界で知らない人はいない程のサイト。私自身もほぼ毎日チェックしています。
光栄です。ありがとうございました。
- 2011.08.19
Written by 4tama
片想い物語の最新章。 (Stephen Malkmus & The Jicks – Mirror Traffic)
本当に、本当に驚きました。PAVEMENTの「Brighten The Corners」と「Terror Twilight」の間にある距離感を見事に埋めるような傑作かつ、「Real Emotional Trash」の延長線上に細々と光る金字塔です。ロックに対するマルクマスのゆがんだ片想いを、リアルタイムに見守る哀しい物語の最新章。矛盾してるようだけど、今作もそんな幸せに満ちています。
・Stephen Malkmus & The Jicksのオフィシャルはこちら。全曲試聴も始まってるみたいです。
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